吉田亮人写真集「THE ABSENCE OF TWO」刊行記念
トークイベント&ブックサイニング in 彦根
ゲスト:堀部篤史(誠光社店主)
写真家・吉田亮人さんは、宮崎県の田舎町に二人で暮らす祖母と従兄弟の日常を撮りつづけてきました。
互いを支え合いながら流れてゆく、ささやかながらもかけがえのない時間は、ある日突然、思いもかけない形で結末を迎えます。
本作「THE ABSENCE OF TWO」は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017のメインプログラムのひとつとして展示され、多くの来場者の心を打ちました。
111冊限定で刊行された私家版写真集を元に、新たに編みなおした待望の一冊が、このたび青幻舎より刊行されました。
今回の刊行を記念し、全国の書店へ吉田さん自身が写真集を携えて足を運び、一冊ずつ手渡すようにおこなうブックサイニングツアーが行われることになりました。
写真を通して大切な人の不在に向き合うこと、そして写真集を編むこととは?
半月舎では、お話の聞き手として、吉田さんの活動を応援し続けてきた誠光社・堀部篤史さんをお迎えします。ぜひお越しください。
・
日時 2019.2.11(月/祝)
open17:00 / start17:30
会場 半月舎(滋賀県彦根市中央町2-29)
料金 1,000円+1オーダー
定員 20名(要予約)
予約 0749-26-1201 / mikoshiba@hangetsusha.com(ミコシバまで)
・
- プロフィール -
1980年宮崎県生まれ。京都市在住。
滋賀大学教育学部障害児学科卒業後、タイにて日本語教師として現地の大学に1年間勤務。
帰国後、小学校教員として6年間勤務し、退職。
2010年よりフリーの写真家として活動開始。
インドやバングラデシュの肉体労働者を取材し、レンガ製造労働者を撮った写真集「Brick Yard」を自費出版(2014年)。同作は、Paris-Aperture First Photo Book Award2015にノミネートされる。
2013年から2015年にかけてバングラデシュの皮革産業労働者に関するプロジェクトに取り組み、2016年に「Tannery」を自費出版。
日経ナショナルジオグラフィックをはじめ、主要雑誌に作品を発表すると共に、写真展も精力的に行う。
2017年、自身の祖母と従兄弟に関するストーリーを「The Absence of Two」を写真集として出版。
主な受賞にコニカミノルタフォトプレミオ2014年度グランプリ、ナショナルジオグラフィック写真賞2015ピープル部門・最優秀賞などがある。
2017年、KYOTOGRAPHIE2017と連州国際写真フェスティバル(中国)のメインプログラムアーティストとしてセレクトされ、展示される。