昨日は、「うさぎ!」を読む会 MONKEY編@半月舎。
「MONKEY」12号の特集「翻訳は嫌い?」に掲載された小沢健二さんの「日本語と英語のあいだで」を読みました。参加者3人でささやかに開きましたが、よい会になりました。ありがとうございました。
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第1章は「擬音語は、子どもの遊び場」。音に「する」をくっつけると動詞になる日本語の擬音語はすばらしい、という話で、小沢さんの息子さんのお気に入りは、ベーグルを「アムする」。
主催の中谷さんが手作り(!)してきてくれたベーグルを「アム」しながら、みんなでいろいろ考えたり、お話したりしました。
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「日本語と英語のあいだで」というテーマなので当然、英語の発音とか言い回しにおける「ネイティブ」ということが問題になってくるのですが、小沢さんの、「あいだ」に立った考え方は、「ネイティブ」でないわたしたちに勇気をくれるように思えました。
「ネイティブ」問題ではコンプレックスをいだく場面はけっこうあるけど、擬音語で遊ぶような気持ちをもっていたら、そんなに窮屈な気分にちょっとは対抗できそう、な気がします。
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月刊誌『子どもと昔話』で小沢健二さんが連載する「うさぎ!」はしばらく休載なのだそうですが、今回の会はとても楽しかったので、定期的に半月舎で開いていけたらと、中谷さんとお話しております。またお知らせしますー